昼休みはただの昼休みではない。
この瞬間家においてきた、
競馬への想いが、
職場のPCと繋がるわけだ。
先行力について考える。
その重要性について。
地方競馬全場チェックしたところ
ほぼすべての競馬場で
逃げた馬が最も馬券になる可能性が高く
回収率も高い。
ただ、面白いことに前走逃げた馬の成績に関しては
それほど高くない。期待値も低い。
前走逃げていないが今回逃げれる馬を
探すのが一つの命題となるわけだ。
それはすぐにわかった。
昼休みは職場の近くのからあげ弁当を注文している。
もう間もなく届くだろう。
12:10
まだあと50分ある。
先行力の回答を得るには少したりないかもしれないが、
その数値化を掘り下げることにした。
先行力の評価は過去の時計と
位置取りから算出することにした。
あがり3ハロンをぬいたタイムを
平均化し、
それに位置取りを加味した計算式から前半の予想されるタイムを導き出す。
前半タイムを書いてくれている
新聞を買えば作業もはかどるのだろうが、
仕方ない。
思ったより簡単に形は見えてきた。
手ごたえを感じる瞬間だ。
電話がなる。
昼休み中にかけてくるとは礼儀しらずめ
と思いながらも受話器をとる。
そういう仕事だ。仕方ない。
帰ったらここで算出した先行力が実際のレースにおいて
どう反映されるかを確認しよう。
確認したい。早くしたい。楽しみがまた一つ増えた。